今日から瓦屋さん?屋根屋さん?の仕事開始。三人の瓦屋さん?屋根さん?が来て、先日大工さんが組んだ足場を使って、古い瓦をはがす(?)工事。下につけたトラックの上へ瓦を次々と落としていく作業だが、瓦が落ちて割れる音がかなり大きい。あわてて向かいの二軒に、迷惑がかかりますが、と挨拶に行った。若い二人の奥さん、いずれもにこやかに了解してくれる。若いお母さんたちの、余裕のある子育て、やわらかな立居振舞にいつも感心する。
 午後、急に中勘助のものが読みたくなって、『沼のほとり』をぱらぱらとめくる。屋根の工事が騒がしいので味わうまでには至らなかったが、彼の日記調の作品は実にいい。あの静謐な感じは生来のもの?、あるいは激しい内面の葛藤の末にようやく勝ち得たもの?

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佐々木 孝

佐々木 孝 について

佐々木孝(ささき・たかし) 1939年北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。1962年同学科卒業。5年間の修練生活の後、1967年イエズス会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授、1982年教授となる。1984年常葉学園大学でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、東京外国語大学、駒沢大学、法政大学、早稲田大学などでも非常勤講師を務める。2002年定年を前に退職、病身の妻を伴い父祖の地・福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり「モノディアロゴス(Monodiálogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」の名を冠したブログを死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。2018年12月20日、小細胞肺がんのため宮城県立がんセンターにて死去(享年79)。洗礼名フランシスコ。
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