予定通り、午後三時ごろC.Mさんの一家到着。しかしてっきり六号線から来ると思っていたので、ジャストの駐車場まで迎えに行ったのだが、そこでケータイにかかかってきたのは、家のすぐ側のガソリン・スタンドから。つまりナビゲーターの指示でぜんぜん別ルートで来たというわけ。こうなると文明の利器もかえって混乱を招く。
 いやそんなことより、車の中から出てきた一歳から三歳の年子の三人の子供たちのかわいいこと。それこそカワメテイジの挿絵に描かれた子供たちにそっくり。C.Mさんは東京純心の卒業生だが、教室で教えたことはない。私の東京純心赴任後すぐに、課外で人間学を聞きたいと訪れた数人の学生たの一人だったのだ。ともあれこの可愛い子供たちの父親、つまり彼女のやさしいパートナーは、S県のある工業大学の先生である。C.Mさんもいい相手をみつけたものだ。
 夕食のこれも定番のパエーリャまがいも、なかなか良く出来、遠来の五人の客たちに喜んでもらえた。一歳の鞠ちゃんまでが、しっかりたべてくれたのには感激。

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佐々木 孝

佐々木 孝 について

佐々木孝(ささき・たかし) 1939年北海道帯広市生まれ。2歳から引き揚げまでの5年間を旧満州で暮らす。1961年上智大学外国語学部イスパニア語学科在学中にイエズス会に入会。1962年同学科卒業。5年間の修練生活の後、1967年イエズス会を退会、還俗する。同年上智大学文学部哲学科卒業。1971年清泉女子大学講師、助教授、1982年教授となる。1984年常葉学園大学でスペイン語学科の草創に参加。1989年東京純心女子短期大学・東京純心女子大学(現・東京純心大学)教授。その間、東京外国語大学、駒沢大学、法政大学、早稲田大学などでも非常勤講師を務める。2002年定年を前に退職、病身の妻を伴い父祖の地・福島県原町市(現・南相馬市)に転居。以後16年にわたり「モノディアロゴス(Monodiálogos: ウナムーノの造語で「独対話」の意)」の名を冠したブログを死の4日前まで書き続けた。担当科目はスペイン思想、人間学、比較文化論、スペイン語など。2018年12月20日、小細胞肺がんのため宮城県立がんセンターにて死去(享年79)。洗礼名フランシスコ。
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