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fuji-teivo の紹介

佐々木孝(ささき・たかし)  1939年北海道帯広市生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科、同大学文学部哲学科卒業。清泉女子大学、常葉学園大学、東京純心女子大学教授などを歴任。専門はスペイン思想・人間学。定年前に退職し、父祖の地・福島県南相馬市に転居、現在に至る。主な著書に『ドン・キホーテの哲学―ウナムーノの思想と生涯』(講談社)、『モノディアロゴス』(行路社)、『原発禍を生きる』(論創社、これは香港、韓国そしてスペインでそれぞれ翻訳出版された)、『スペイン文化入門』(彩流社)など。訳書にオルテガ『ドン・キホ-テをめぐる思索』(末来社)、同『哲学の起源』(法政大学出版局)、マダリアーガ『情熱の構造』(れんが書房新社)、ビトリア『人類共通の法を求めて』(岩波書店)ほかがある。  なお著者はブログ「モノディアロゴス」(http:/fuji-teivo.com)で発信を続けるほか、『モノディアロゴス』シリーズを初め20数冊の私家本(呑空庵刊)を作っている。

老境と読書

 テレビ番組を見て楽しむなんてことは最近めったにしないが、この間からのWBCの試合は準決勝までの六試合を、美子の夕食の介助をしながら鏡像で、つまりテレビ画面が見えるように鏡を布団の上にセットして、結局は全部見てしまった。 … 続きを読む

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総括に向けて

 『ドン・キホーテ前編』はまだ第13章で止まったままである。先日も書いたように、同時に読み始めた大江健三郎の『憂い顔の童子』に予想以上に手こずっている。それならやめてしまえばいいものを、何か気になる。それは著者自身と思し … 続きを読む

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鳥の物語

※これはあの大好きな『銀の匙』の作家・中勘助の同名のお話ではなく、とびきり現代の寓話です。   あるところに大きな、わりと見映えのいい池がありました。でもその池の水は一見きれいに見えましたが、それは見かけだけで、池の底が … 続きを読む

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すべて人生の薬味・滋養

 これまでずいぶんものを知らないで生きてきたんだなあ、と思うことが最近目立って増えてきた。例えば今日など、三月は弥生か、それじゃ旧暦で月の数え方全部言えるだろうか、と考えてみたら、途端に自信がなくなった。特に7月、9月が … 続きを読む

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キホーテ尽くし

 このところ歯の具合が悪くてどうにも調子が出ない。上の歯はとっくの昔から総入れ歯だが、最近、差し歯で頑張ってきた下の歯も寿命が来たのか、ぐらぐらしてきて、とうとう下の歯も総入れ歯にすることになった。いや正確に言うと、入れ … 続きを読む

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