これで父を休ませることができます

16年前、東京に別れを告げ、病身の母を伴って父祖の地、(南)相馬に移り住んで始めたモノディアロゴスという父の集大成としての「仕事」。どのような思いで父はこの仕事に取り組んできたか。長年、ご愛読くださったある方からのコメントが、それを、父の姿の真実を表わすものとして、これ以上のものはないと思いました。ご許可を得、以下に紹介させていただきます。これで息子として本当に「パパ、本当によくがんばったね」と父にしばしのお別れをすることができます。

「富士貞房Jr.」識

 

スイスにアミエルというモラリストがいました。この人の『アミエルの日記』という著名な書物がありますが、その中でこんなことを言ってます。「人間の真価を直接に表すものは、その人の所持するものでなく、その人の為すことでもなく、唯その人の有る所のものである。偉大な人物とは、真実な人のことである。自然がその人の中にその志を成し遂げた人のことである。彼等は異常ではない。ただ真実の階梯を踏んでいる」。まさに、先生はそういう人ではないでしょうか。おおかたの人たちは自分にありもしない衣を身に纏って生きているものです。真実の階梯を踏んで生きる人はいません。ですから、先生には他者の建前がよく見えていたはずです。本音で生きることの大切さをよく言われていました。そして、人間の幸せは心に持ち、心に受ける愛からしか生まれないことを日々のブログの中で行間に滲ませていました。ですから先生の文章から読者は永遠的価値を学び、心に安堵感を感じていたと思います。

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これで父を休ませることができます への2件のフィードバック

  1. モノディアロゴス 馬主 のコメント:

    偶然にも愛馬にモノディアロゴスと命名した御縁から、何度かやりとりさせて頂いたのですが、文面から先生のお人柄を感じさせて頂き、親近感を持たせて頂いておりました。
    もっと愛馬が活躍できた後にご連絡を… と、思っていたのですが… 少し遅過ぎたようで… 残念でなりません。
    野嶋

    • 富士貞房Jr. 富士貞房Jr. のコメント:

      野嶋様、コメントをお寄せくださり、本当に有難うございます。お言葉を父の魂に捧げます。モノディアロゴス君の存在に、父は子供のように喜び、生きる励みにさせていただいていました。父の熱烈さは、今にして思えば、邪気のない少年のような純粋な愛情に根差していたのだと、死して愚息は痛切に感じております。モノディアロゴス君、ほかの愛馬たちのご活躍、野嶋様のご健勝を、息子より心から願っております。今後ともお付き合いいただければ幸いに存じます。

      http://monodialogos.fuji-teivo.com/archives/13227
      「6歳年上のお兄ちゃんのカーティバル君が1勝してるから、そのうちきっと勝つでしょう。でもお爺ちゃんとしてはたとえ勝たなくても最後まで元気で頑張ってほしい」

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