全文引用の2乗


 本ブログとの因縁浅からぬ八雲台住人・澤井哲郎さんの「落日は燃えているか」の今朝のブログを全文紹介させていただきます。小生、いつの間にか「総長」にまで昇り詰めていますが、老人同士の冗談です。でも半ば本気の冗談らしいです。全文引用の2乗のその2乗の表記法が分かりませんでしたが、その意をお汲み取りくださいませませ。

南相馬発、平和菌の歌!。
2016.10.16 Sunday

 ここ深大寺の朝は、息を呑むような朝焼け雲が東の空に広がって、一瞬の大自然の芸術作品が、寝ぼけ眼の愚老の自脳を刺激してくれています。午前4時30分頃、何時ものように手洗いに起きましたが、“満月”が丁度沈み往くところで、ラッキーにも“二度観の満月”となっていました。昨日はこの秋初めて、日の出から、日の入りまでズーッと晴れて、天高くなっていましたが、今日も午前中は晴れの予想です。皆様方の所は如何でしょうか?ネ。お互い十二分に気を付けて、元気に移り往く季節を楽しみましょう。?2011年3月11日、後に“東日本大震災”と呼ばれる大地震が、東北の太平洋沿岸に襲い掛かり、その後も津波の襲来、更に福島第一ゲンパツの爆発も加わり、多くの人々が人生を奪われたり、人生が変わったりと、未だに被害が続いていることは、皆様方もご承知の通りでございます。大震災の被害とは、直接関係のない深大寺に住んでいた愚老も又、その人生を大きく変えていたことも、皆様方にはすでにご承知の通りでございます。愚老の人生を変えることとなった出会い。今では、南相馬大学の佐々木総長、とお呼びしています。昨日佐々木総長からのメールで送られてきた新聞コラムが、素適でしたので、サッソク今日は使わせて頂きます。愚老にとっても故郷である北海道は十勝の新聞、愚老の自分史「落日は燃えていたか」にも出てきます、懐かしの十勝毎日新聞昨日の「編集余録」です。大切な内容になっていますので愚老の解説無し、一挙掲載させて頂きます。

「届いた小包みを開けると中には平和菌が仕込まれていた。テロなどの物騒な話しではない。届いたのは、横4cm、縦8cmの豆本。平和菌を収録した歌詞集だ▼作詞者で送り主は、福島県南相馬市に住む帯広市出身の元大学教授佐々木孝さん(77歳)。自宅から二十数キロにある福島第一原発の事故後も避難せず、自身のブログ(モノディアロゴス)で被災地からの発信を続けている▼最新の活動がこの菌の『拡散』だ。平和菌は空想の中で増殖する架空の菌。これを吸い込むと、世の中のおかしなことがおかしなこととして、はっきり見えるようになるという▼福島の事故収束がほど遠いのに、老朽化した原発を再稼働させたり、原発輸出を促進したり―。『政治家の姿勢がいかに愚かで危険かがはっきり見えてくる』という恐ろしい菌だ▼『争いやもめごと、戦争さえも茶番劇に』『虚勢や威嚇は猿芝居に』。『平和菌の歌』には、その絶大な効果が歌われている。あのヒトラーを風刺したチャップリンの映画『独裁者』もこの平和菌は大量に仕込まれていたとか。愚かな人間の愚かな所業を、笑い飛ばすことから始めよう―。困難な状況でも常にユーモアを忘れない佐々木さんからのメッセージだ▼『<原爆・原発 被った今も 懲りずに推進求めるアホは ほんわか菌を浴びるがよろし まことの幸せ見えてくる>』(小林祐己)。」

 と平和菌の一節を紹介して、署名りのコラムを閉じています。ヤッパリどんな場合でも、署名入りの文章はイイもので説得力も倍加しますネ。愚老も総長がお送り下さった平和菌を、大切な方々に差し上げています。総長ご自身が発表されて、新聞等でも取り上げられていますので、愚老も抵抗なく書かせて頂きますと、認知症の奥様をご自宅で介護されて、大変な毎日を送っておられます。しょうもないような、愚老の老い往く人生を変えて下さった総長です。平和菌の作成、拡散が1300冊に達した、とメールにありました。これからもマスマスお元気で、平和菌をまき散らされますように、愚老も陰ながら祈っています。そこで一句です。<満月にご無事祈らむ秋深く>哲子。

 皆様方なら、こんな時ドンナ一句をお詠みになるでしょうか?ネ。皆様方の明日が、現「憲法」によって護られ、“戦争と貧困の無い世界”で、豊かで幸せでありますように、愚老も願って祈っています。永遠なる明日を信じて…。デワデワ、でわ。又明日です。

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fuji-teivo の紹介

佐々木孝(ささき・たかし)  1939年北海道帯広市生まれ。上智大学外国語学部イスパニア語学科、同大学文学部哲学科卒業。清泉女子大学、常葉学園大学、東京純心女子大学教授などを歴任。専門はスペイン思想・人間学。定年前に退職し、父祖の地・福島県南相馬市に転居、現在に至る。主な著書に『ドン・キホーテの哲学―ウナムーノの思想と生涯』(講談社)、『モノディアロゴス』(行路社)、『原発禍を生きる』(論創社、これは香港、韓国そしてスペインでそれぞれ翻訳出版された)、『スペイン文化入門』(彩流社)など。訳書にオルテガ『ドン・キホ-テをめぐる思索』(末来社)、同『哲学の起源』(法政大学出版局)、マダリアーガ『情熱の構造』(れんが書房新社)、ビトリア『人類共通の法を求めて』(岩波書店)ほかがある。  なお著者はブログ「モノディアロゴス」(http:/fuji-teivo.com)で発信を続けるほか、『モノディアロゴス』シリーズを初め20数冊の私家本(呑空庵刊)を作っている。
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全文引用の2乗 への3件のフィードバック

  1. 佐々木あずさ のコメント:

    佐々木孝先生
    今夜も、先生のブログ~今日からは講義録とお呼びしたい気分です~でまたまた素敵な賢者の存在を知りました。先生と共通するのは語彙の豊富さ、表現の深さ、そして人間力の大きさではないでしょうか。そして自己を称する「愚老」。私もいつしかこの呼称を使うに値する大人になりたいと思いつつ、拝読いたしました。先生の平和菌拡散の志を十勝毎日新聞読者だけに限定するのはもったいないので、すでにフェイスブックで拡散させていただいています。

  2. 澤井禮道(哲郎) のコメント:

    佐々木総長殿!。
     何が何して、何とやら?。寝ぼけ眼(まなこ)もブッ跳びそうな、強い衝撃が愚老の全身を駆け抜けていました。「全文掲載」?。畏れ多くも、言わば「モノディアロゴス」を独占!ですか?。80歳代の「奇跡」を、「椿寿のロマン」と呼んでいますが、まさにこれは「椿寿の奇跡」です。
     その上、十勝支部の佐々木さんのコメントでも、最高の日本語での誉め言葉を頂戴出来ますのも、「モノディアロゴス」が持つ、「奇跡生産力」の証左なのでしょうか?ネ。有り難うございます。これからも、生きて活かされている間は、総長ご一家と、「モノディアロゴス」を大切にさせて頂きます。
     追伸。勝手なお願いです。ご掲載頂いた愚老のブロ愚ですが、最後の方での二字に変換間違いがありましたので、訂正させて下さい。「モノディアロゴス」では、下から4行目の中ほど、「~お読み」とありますのは、「~お詠み」が正しいものです。よろしくご判読下さい。

    • fuji-teivo fuji-teivo のコメント:

      お早うございます。これで道産子同士知り合うことになりましたね。
      「詠み」に直しました。お気づきでなかったようですが、小林記者のお名前の方も訂正しておきました。よろしく。

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