柳美里さんからのお便り

父の帰天後、作家の柳美里さん(震災後、南相馬に移住され、現在、小高を拠点に活動)から、温かい追悼のお便りをいただいた。母の介護をしながら、ささやかな言論活動を終世続けた父への理解者が、地元にもおられたことは、ことのほか嬉しく、父に捧げるため、柳さんのご承諾を得て、全文を掲載させていただく。

 

佐々木淳 様

お父様の佐々木孝さんと昨年11月半ばにメールでやりとりをして、「お時間がある時にゆっくりお話ししましょう」ということになっていたので、突然の訃報に驚き、悲しい気持ちでいっぱいになりました。

そして、お母様のことが心配になりました。
いつもいっしょにおられたので、悲しまれているのではないか、と……

佐々木孝さんは、言葉の人でした。
言葉を自分の前に灯火のように掲げられて歩まれた方でした。
お話ししたいことがたくさんあったので、残念でなりません。

わたしは夫と2人で、原町カトリック教会に通っています。
(演劇の方が忙しくて、昨年秋からご無沙汰していますが……)
ミサの中で愛ちゃんの成長を見守っています。
とても賢く、かわいらしい娘さんですね。
愛ちゃんも、お祖父さんの死を悲しんでいるのでしょうね。

ご遺族のみなさまには、心よりお悔やみ申し上げます。

柳 美里

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驚くべき出来事

今日、ブログ経由の驚くべき問い合わせメールが届いた。震災の年に中国人女性と結ばれ、今、厳しい病を懸命に戦われる義母様に付き添う奥様、幼い息子さんを中国のご実家に残し、こちらで単身赴任をされる日本人男性からでした。奥様の名前をネット検索したところ、父が2005年1月7日にものした投稿に、奥様のお名前が出ているとのこと。父が十年以上前に書いた文章を、今、お読みになり希望の灯にする方がいる。父はこうして今も生きていると感じました。中国のお義母様のために、私たち家族も心からの励ましのお祈りを捧げました。

富士貞房Jr.識

笑う女

 

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